2025年の振り返り
- #Career
2025年を振り返る
2025年もあと数日で終わろうとしていますね。
毎年何か挑戦をしたいなと思って、軽い目標のように考えているのですが、今年も一つ大きな挑戦をしました。
今年の一番の挑戦は会社員からフリーランスとして働き方を変えたことだと思います。
正社員からフリーランスへ
いろいろと理由があってなりゆきでフリーランスになったわけなのですが、この仕事をはじめてから一度はフリーランスとして働いてみたいなと考えていたので、機会にも背中を押され良い経験ができたと思います。
一番感じるのは、やっぱりやってみないとわからないことは多いということです。
これまでにも何度かフリーランスや起業なんてことも考えたこともありましたが、それは多くが調べて、まとめて、スプレッドシート上での試算に留まるものでした。
考えるという行為は一定のラインを超えるとやった気になれるという特性があると思います。
考えただけでデメリットの方が多ければ、実行に移すことはないですが、考えた行為自体は無駄ではないという発想ですね。
この考え方は私自身もとても強く持っている考え方であり、全く否定する気はありません。 むしろ、回避できるリスクを回避するというのは健全だと感じます。
これまでに何度か考えてきた経験もあって、今回は突発的に転職をしなければならないことになったのですが、思いの外スムーズにフリーランスへの転身が果たせました。
一方で、いざ自分がフリーランスになってみると、これまで見えなかった世界が見えてきます。
組織の中でのフリーランスの立場、税金や社会保険などをすべて把握して処理しなければならないというタスクの増加、請求処理など会社員であればこれまで考えなかったことを考える必要性が出てきます。
同時に本業以外のことに時間と結構取られてしまうというデメリットも見えてきます。
現在は会計ソフトや生成系AIが発展しているおかげで、昔よりははるかに楽だとは思います。(私もChatGPTがなければもっと時間がなくなっていたと強く感じています)
しかし、制度の理解や各種支払いの計算などはやはり自分で理解したいという思いがあるため、それなりに時間がかかるなというのが、実際になってみて思ったことでした。
やはり、一度やってみた結果として、自分にはこの働き方は向いていなかった。あるいはこの働き方がとても楽。 という感覚は自分の中でも強い納得感があるというのが一番の学びだと感じます。
コーディングエージェントと設計
もう一つだけ、今年の大きなトレンドと心境の変化について書きたいと思います。
生成系AIがすっかり浸透して、ソフトウェア業界にもコーディングエージェントがかなり普及してきました。
そして、その精度もかなり高いものだなと感じています。
こういう背景もあって、設計の勉強を本格的にしはじめたのが今年のもう一つの挑戦です。
これまで設計について、しっかり学んだと言えるレベルではありませんでした。
もちろん業務の中で機能レベルの設計をすることもありましたが、大体の場合、これまでの経験をもとにした設計を行っていました。
あとはデータの整合性だけが担保されるような設計なんかもよくやっていたと思います。
設計への関心がでてきたのはキャリア的な面もあると思いますが、コーディングエージェントの登場も関連しています。
まずキャリア的な面では、私はソフトウェア技術者として働きはじめて丸8年が経ちました。
Webを主戦場としていますが、クラウド技術からバックエンド開発まで、スタートアップでの経験もあってソフトウェア開発のほぼすべてのフェーズも経験してきたと感じています。
その一方で、一つひとつの意味を理解して説明できるかというレベルではないと感じていました。
例えばディレクトリの切り方や処理の分割単位を考えても、自信を持って理由を語ることはできず、感覚と雰囲気でやっているところがありました。
そのもやもやした感覚をしっかりと言語化したい、体系的に設計について理解したいという気持ちが設計への関心が高まった要因だと自己分析しています。
そしてコーディングエージェントが出現したことによって、実際にコードを生成するところの多くはAIがやってくれるようになりました。
その一方で雑なプロンプトでコードを生成させると、使い捨てレベルのコードが生成されてしまいます。
そこで設計の知識が役に立つと感じました。
AIに設計の背景や意図まで伝えることで、より良いコードの生成ができるのではないかと。
つまり、コーディングエージェントとともに開発していくこれからのソフトウェア開発では設計知識の比重がより高くなると感じました。
設計への本格的な取り組みの動機として2点をあげましたが、実際に設計を学んでみると普段のコーディングレベルから意識が変わるというメリットをすでに享受していると感じています。
2026年に向けて
2025年は芽となるような発見が多かったと感じています。
つまり2026年はその芽を育てていくフェーズになるかなと思っています。
特に設計については、特定の手法ではなく考え方を学ぶ、考えの幅を広げるという感覚が強く、 その分内容が難しく感じることもありますが、実体験として成果が出ていると感じているため、 2026年もより多くの設計思想に触れていきたいと感じます。